VFCが2021年の新製品を発表:台湾で開催のMOA SHOW
BCMライセンス製品など気になるガスブロが目白押し!
台湾で11月27~29日まで開催されたエアソフトの展示会「MOA EXHIBITION 2020」にて、台湾屈指のエアガンメーカーであるVFC(Vega Force Company)の2021年発売予定の新製品のプレゼンテーションが行われた。
コロナ禍における海外メディアの訪問が難しい中、世界的なエアソフトメディアであるMILSIM NEWS BLOGとVFCによるライブ配信も行われたこのプレゼンテーションで、非常に興味深いモデルが発表された。
それがBCMオフィシャルライセンスのガスブローバックライフルだ。
その名も「BCM AIR」
VFCは正式ライセンスモデルの製造を行う場合、UMAREXやCYBERGUNなどライセンスホルダーとの提携をすることが有名であるが、KAC(ナイツアーマメント)など一部の実銃メーカーで直接ライセンス契約している場合もある。
BCMとのライセンス契約は正に直接の契約となったようで、全面的にBCM × VFCを打ち出した大々的なプロモーションを展開していくようだ。
BCM AIRと名付けられたこのビッグプロジェクトはまずはガスブロライフルからスタート。
ガスブロ本体製品としては「BCM MCMR」が登場する。
M-LOKを備えたMCMRハンドガードをメインに、GUNFIGHTERシリーズのMOD0ストックやQDエンドプレート、グリップ、コンペンセイターMOD0などが装着された、BCMのド定番スタイルのAR-15となるようだ。レシーバーやボルトキャリアには当然BCMの刻印が入る。
内部の主要パーツはスチール製となり、VFCならではの小気味よい稼動と強烈なブローバックが体感できそうだ。
エアソフト製品では世界初のBCM正式ライセンスとなるため今から期待が高まるプロダクトと言える。
また、後に電動ガンでもリリース予定とのことだ。
VFCはBCMのアクセサリー類も製作するとしているが、これが本体とセットとなるものなのか別途販売されるアクセサリーパーツとなるのかは不明。
VFCはパーツ単体での販売も行うことが多々あるため、エアソフトでは初のBCMライセンスのパーツがリリースされることへの期待も高まる。
BCM以外にも気になるNEWプロダクトがずらり
一番大きな発表はもちろんBCMであるが、それ以外にも気になる新製品があったので一通りご紹介しよう。
まず1つ目はKAC M110K1だ。2020年春に発売されたKAC M110 SASSガスブロのカービン仕様となり、M110K1をURX 3.1ハンドガードとリトラクタブルストックで再現している。
ボルトキャリアの軽快な動作と強烈なリコイルで話題となったM110なだけに、こちらを待っていたサバゲープレイヤーも多いのではないだろうか。
そのほか7.62x51mm NATO弾仕様のミニミ「MK48」電動ガンやPSG-1、FN FALのガスブロなど、往年の名銃たちの製品化が並んでいる。
MOA 2021でのプレゼンやBCM MCMR GBBRについての動画がVFCオフィシャルYouTubeチャンネルで公開されている。